私立大学職員のブログ

西日本の私立大学で働く職員のブログ

2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「文系」「理系」に分けたがるという病

ぼくらが自分や他人を形容するとき、「文系」「理系」という言葉をよく使う。 「文系ってそうなんだ」「私は理系なので」などという感じである。 ところで、「文系」「理系」ってなんだろう。 結局のところこれは、大学入試の時の分類を、そのまま引きずって…

教授会のあり方より、トップの資質の方が問題

前回の記事では、 ・教授会の権限は、そんなに強くないこと ・改革が進むかどうかは、トップの意思次第だということ の2点を述べた。 (前回の記事)教授会の権限は、そんなに強くない http://sidaisyokuin.hatenablog.com/entry/2013/11/22/222752 では、…

教授会の権限は、そんなに強くない

中央教育審議会が、教授会の権限を限定する素案を示した。 こうした情報が出て、以下のような記事が上がったりすると、教授会に対するイメージが悪くなり、世間に誤解されるのでは、という懸念がある。 具体的には、「社会を知らない専門バカの大学の先生が…

立命館大学の「-R」騒動に見る立命らしさ

Twitterに、「未来を奪う大学 立命館@minus_r」なる者が登場し、禁煙キャンペーンを初めとする立命館大学の施策に異議を唱えている。 【画像】立命館大学の禁煙キャンペーンにネットで批判殺到 - NAVER まとめ http://matome.naver.jp/odai/2138442027875057…

「教育については、誰もが何か言いたくなる」問題

ここ最近、学力試験を廃止しようとか、1点刻みの試験ではなく、総合的に評価できる達成度テストを導入しようとか、主に大学の入学者選抜に関する提言が、国の諮問会議から色々と出ている。 その内容について思うこともあるが、内容よりも気になるのは、教育…

自己紹介

私は、西日本の私立大学で働く職員です。 年齢は20代後半です。 新卒で入職し、教学系の部署を2か所経験しています。 このブログでは、大学のこと、高等教育のこと、大学職員の待遇のことなど、 いろいろと綴っていきたいと思っています。